山奥で野犬に遭遇するの回


 困ったことにシナリオ名はR&Rとかに載れば判るのでしょうが、聞くのを忘れていました。しょぼん。


 実はtoday if……の合間にメガテンのチケットを取りに行ったのですが、なんとR.conに人が並んでいない!
 その瞬間、微妙に打算的な自分がいたわけで。


「どうせ女神転生はあまり人気じゃないので倍率は悪くないだろう」
「だったら、今遊べるだけ遊んでしまえ」


 別名、悪魔の囁きとも言う。


 次の瞬間、デモパラのチケットを入手していた自分がいたわけで。
 ……だって、昼間だと倍率高いんだもの*1


 さて。そのでもパラですが、リプレイの執筆者、力造先生の卓でした。
 でもって、N◎VAにおける盟友、修行さんから一度紹介して頂き面識はあったものの、正式にお話&ゲームはこれが初めて。
 粗相の無いように……と心がけつつ。


「そう言えば彼、ALGでルーンナイトをやった時、『俺の中の共生生物が活性化! 俺の身体はブリガンダインに変異するんです』とかねぇ」


 僕は、この人に勝ちたい!*2


 PCはこんな感じでした。


・ビスカバル 4♂ ガラドボルグの小型犬 
 パーティ最大の火力を誇るガラドボルグにパラサイトされた小型犬。
 小型犬の癖に渋いロールが映える映える。いや、小型犬が渋くちゃ駄目なんて誰も決めてませんが。
 唯一のラブコメ戦力でもありました。……犬なのに。おのれ。


・六条 静音(ろくじょう・しずね) 15♀ 学生(通常)のモリオン
 ゴスロリ服を着こなした高校一年生(だったと思う)。夏の最中、その格好を貫き通した様は覚悟してきた人。
 モリオンだけど回復を余りしてくれない……って、この世界のモリオンはそんなのばかりか!!


・常盤 小夜子(ときわ・さよこ) 18♀ 学生(優等生)のブリガンダイン
 優等生で作っていたらダイスロールの結果、親がヤの付く職業になってしまった為、潰れそうな常盤組を守るべく孤軍奮闘する健気な少女になってしまったと言う不思議生命体。でも、ブリガンダインなため攻撃能力無し。困ったものだ。
 アウトドアからインドアまでなんでもこなす趣味万能少女でもあった。


・田中 一美(たなか・かずみ) 51♀ バウンサーのクレイモア
 悪魔寄生体のおかげでどう見ても20代後半にしか見えない女性。しかしそんな外見にも関わらず皆からは「おばあちゃん」扱い。……頑張れ、田中一美51歳。……51歳っておばあちゃんじゃないよなぁ。
 裏社会に精通しているため頼りになるPC……のはずが、山奥での出来事のため無駄にお色気を振りまく結果になっただけでした。うーむ。


 公式にのる可能性もあり、詳細は省きますが当然の如く、変なことばかり発生。
 まぁ、一番のイロモノはMyキャラの小夜子嬢でしょうが!!
 

「げげー! 親の職業が裏稼業のあれになった! 貧乏なのに!」
「どんな感じにします?」
「んーっと(少し考えて)。浴衣ような和服を着流した切れ目な美人さんで。あ、GM。格好で良いんで長ドス下さい。データなんて飾りで良いです」
「だったら武器として所持してください。ただし、人前で振り回すと銃刀法とかうるさいですからね」
「そんなことしませんよぉ〜(笑)」*3


 どーでもいいですけど、力造さんのチンピラプレイ、すげぇですね。


 さて、纏めるとこんな感じ。

セラフィムから調査を依頼された一行、日本海側に位置する犬飼村へ。……関係ないが大分には犬飼町があるぞ(参考文献:DMC)
・ビスカバル、PL発言ですら「犬の癖に人前で喋るな」と却下される。困ったものだ。ちなみに小夜子の長ドスがビスカバルの顔の横を駆け抜けたのもこの瞬間。
・一美は温泉へ。残りは海水浴へ。リサーチ?「明日から頑張る」
・一美さんは混浴風呂で無駄に色気を振りまき。一緒にいたのは70過ぎの傷だらけの老爺だけだったが。
・その帰り道、悪魔化した野犬に襲われている美女発生!
・助けた美女はショーテルだったため、ビスカバルと恋愛フラグがピョコン!
・どうやら事件は山で起きているらしい!
・それはそうと破れた服の代わりに浴衣を羽織る一美。あと、海から帰ってきたばかりなのに白濁した体液まみれなため、風呂を所望する小夜子。
・で、山を散策中、以前、犬に襲われたおばあさんの家を訪ねるとおばあさんがカルトロップ化! 傍らにいるおじいさんは一美さんがお風呂であった老爺ではないか!
・おばあさんを助け出した一行。
・なんとおじいさんは常盤組の窮地を守ってくれる裏社会のドンだった!! ……すげぇ繋がりだ!!
・「それは後に置いておいて、とりあえず食べ物を!」 第三段階まで変異した小夜子は飢えていた。
・あとは情報を収集し、ボス(画:高橋よしひろ)が根城にしているという山小屋に行き、対決となったわけで。


 ところで、おばあさんを助け、寿司やら日本酒やらをご馳走になっていたその時のことなのですが。


「あ! GM。先程ブリガンダインに変身したわけですけど、服も着替えてなければ身体を洗ってもないですよ。白濁した体液が乾くとやっぱりカピカピになるんですか?*4」」
「え、えーっと。……そう、乾くとさらさらに崩れおちるんです。そしてお肌ぷるぷるのしっとり感に包まれるのです!」
「ぶ、ブリガンダイン、何て羨ましいんだ!!」


 後日、北沢先生の発言でとんでもないことが判るのですが、それまではそう言う設定でした。


 で、エンディングですが、ショーテルNPCのシロとビスカバルの恋路を尻目に街に戻る一行。
「お嬢さん、私には東京でやらなければならないことがあるのです」(電車に乗り込みながら)
「ああ、ビスカバル様ぁ〜」(ホームでハンカチを振りながら)


 何故だろう。
 小型犬と人間変身したショーテルの会話とは思えない、なんというか哀愁感がバリバリ。
 ビスカバルがその内、人間変身するんじゃないかとドキドキしてしまった。


 さて、そんなこんななエンディングでしたが、組の復興を果たした我らが小夜子嬢は


「アタシはこれから3日間、新横浜に行く! 誰もついてくるんじゃないよ!」
「げげ、JGC〜!」


 息のあった返答をして貰い、大満足だったのでした。まる。

*1:あとで聞いた話だと、夜のメガテンでは朱鷺田先生の卓になれる可能性もあったらしい。ちょっとショックだった。ミーハーなので。

*2:訳:やりたいようにやるのが一番だと判明した

*3:初っぱなでビスカバルを黙らせるのに振りかざした女の台詞

*4:ちなみに私の認識では無色無臭の保護液で全身がぐっしょりだと思っていた為、乾いたときの認識はなかった。白濁液とはこの日、力造さんに聞いたのですよ