卒業
夜の校舎、窓ガラス壊して回る話とかそう言うのはともかく*1。
今回は蔑称の意味での『TRPG上級者』の話。
ぴよぷー生活第六話あたりを参考*2。
- 作者: 金澤尚子
- 出版社/メーカー: ゲーム・フィールド
- 発売日: 2000/03
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
要するにTRPG初心者とTRPG上級者の違いの話。
私的定義のTRPG上級者は、それが自然体の人。
とりあえず前述の通り「俺って上級者」はまぁ、上級者じゃないとして。
あと、初心者を貶している人ってのは上級者以前の問題だから吐いて捨て置く。
『TRPG上級者』……
そんな言葉を使う必要がねーんだ。
なぜならその言葉を思い浮かべたときには!
既にTRPGを楽しむ心を失っているんだ!
『TRPGに慣れた』なら使っていいぜ
まぁ、要するに上級者上級者って言っている奴ほど、自称なんだよなぁ、と思うわけで。
さて、TRPGを展開させる上で、初心者ではなくてもネックとなるのが
・どう楽しませたらいいか?
・時間管理はどうするか?
と言う様々な悩みだったりする。
で、ちょっと前のブログで書いているんだけど、その辺りの技術はFEARさんの著作に詳しいので丸投げ。
とりあえず、私は
「N◎VAはキャラメイク併せて3時間で出来ますよ」
と初めて聞いたとき、めっちゃ感動した。そして本当に3時間で、しかも満足行くセッションを展開されたとき、それはもう震えた震えた。
いや、ホント、楽しかった。
それだけでなくても、実はまだFEARさんにあまり親しくなかった頃に秋葉原で開かれたトーキョーN◎VA―RL講座に参加して
「なるほど、なるほど」
と勉強させて頂く日々を送っていた*3。その時の言葉は今でも宝物。今、自分がGMをする上で忘れちゃいけない要素だと思っている。
……最近のシナリオが時々つまらないのは、それが蔑ろになっているからか。
何を言いたいかというと、FEARさんが書いている事は、要するに基本であり初心なのだ。それにちょっとした小技というかテクニックを付属する。もっとも、応用は自分たちで見つけなければ意味が無いのだろうけど。
初心忘れるべからず。基本を蔑ろにして『上級者』と名乗っても無意味。
そうなのかな?
で。
とりあえずFEARさんのその手の本を読んでみよう。そしてもしもこう思ったら要注意。
「ここに書いてあるの、基本じゃねーの?」
「基本が書いてあるのに、それが守れない奴がいるのが信じられない」
それはグレーゾーンの現れだよ*4。
さて。
貴方は『上級者』になっていませんか?
もしくは、貴方自身がどこか、基本を蔑んでいませんか?*5