初めての深淵
ライブRPGが終わった後、朱鷺田先生にお会いする。相変わらずお腹を触られ、仕返しにとばかり、日経トレンディをたたきつける。
「あー、(ぱらぱらと広げ)このページね」
って、冷静に返されたーΣ( ̄□ ̄;;)*1。
で、深夜より深淵をすると言うことで、参加させて頂くことに。
スケコンで深淵の話を聞いて、興味を持ってしまって*2。
ちなみに、このときにもう決めました。
今年はトークショウの類は基本的に行かない。そう、ただ、遊ぶだけ*3。
そして、残念ながらジャンケンに負けて朱鷺田先生の卓はいけなかったものの、朱鷺田先生目当てではなく、深淵目当てなので、それはそれと思い直し、在胡さんと言う名前のマスターの方*4の卓で遊ばせて頂く。
PCは
父親に認められようと足掻く騎士と
恋人を殺された吟遊詩人と
魔術師に身体を奪われ、老人の身体に身を映した少年と
そして、翼人の呪われた血を引き自分の子供にそれが現れることを恐れる母親
の4人。
いやー、マスターが
「母親は巻き込まれ方で楽しいですよ! 展開的にも楽ですし!」
と奨めるもので、つい母親を選択。
狭霧さんは母親が大好物です。……いや、変な意味じゃなくて。
で、深淵はテンプレートと言う、ようするにアーキタイプを使用し、それ以上のキャラメイクにカードを引くんだけど*5。
引いたカードの結果は
曰く、私は翼人(いわゆる、吸血鬼)の血を引き、一ヶ月に一度は人間を惨殺して血を啜るとか。
曰く、私は「愛する人を殺すだろう」と予言されている、だとか。
その結果を元にGMと話し合って、夫を殺した未亡人。その呪われた化け物に子供が落ちることをおびえ、そうならないために旅をしている、と言うキャラが決定。
……あははは(笑)。
まともな母親にはならないのか、私のキャラは*6。
シナリオの方というと、
母親は子を救うすべを授かろうと魔術師を訪ねる。しかし、魔術師は悪しき者として領主に捕縛命令が掛かり、かつ、老人のような少年に追われている。そして翼人の血を引く母親を追う吟遊詩人。
その4人が魔術師の館で邂逅するとき、魔術師の真意が明らかになった。
いや、母親は子供を救うべく、途中から狂気に陥って「子供のためなら何だってする」と宣言し、魔術師の側につく(と言うか、単独で乗り込み、ずっと交渉していた)。
で、他のPCは魔術師を倒すべく、その使い魔と戦い――敗北*7。
結果、母親は子供のためにその(ほぼ不老と言う)身を魔術師に差し出し、そして老いさらばえた身体にナイフを突き刺し自決する。呪われた運命と自分の罪への決着、そして「お前の大切な者を奪って絶望させてやる」と言う言葉から子供を守るために。
死の際、母親は笑っていた。「それが母親だから」とだけ言葉を残して。
と言うわけで、一日目は終わり。
少し寝ようと5時から7時まで眠り、二日目に移るのでした。
ちゃんちゃん。
*1:日経トレンディの9月号に朱鷺田先生が取材されていたのです
*2:帰りの山手線の中で、参加者の人に延々と語られて羨ましかった。……百木さんのローズも面白かったからいいもん!
*3:時間が1時間とか中途半端に余ったら行く勢いで
*4:今見たら、ハンドルではなく本名の方をメモってしまっていたので割愛……と思ったら、朱鷺田先生の日記で発見したので書き直しました。
*5:ちなみに母親のテンプレートには23歳と言う年齢と、子供が7歳になった時に運命が……と言うことが明記されています。あと、深淵の成人は13歳ね
*6:深淵では基本的にキャラクターは不幸な生い立ちをしているので、正しいと言えば正しい
*7:「暇でしょう?」とGMに使い魔を渡され、かつ「全力でPLを倒せ。手加減は絶対にするな」という依頼を受けたので、頑張った結果。本当に勝手が分からず、最初の方は簡単に負けそうでした