情報カイジ
ザワッ……ザワッ……
ではなく。
まぁ、こう言っちゃなんだけど、私は情報を他人に渡すのが苦手だ。
そりゃもう、多分世の中で1、2を争うくらい、情報開示が苦手なGMだろう。
と言う告白をしたいのではなくっ!*1
今日はその情報開示の下手さに対する多大な言い訳である!(笑)*2
なお、これは「俺がこうなんだからお前もこうだ!」と他者に押しつける気持ちはありませんのでよろしく。
自分の考えですからね。
情報開示能力ってのは、要するにコミュニケーション能力だと思う。
そりゃ、オタだからコミュニケーションは苦手さっ。営業だったこともあったけど、半年で事務職になったし、一年も過ぎたら内勤確定したさっ*3。
だから、今でも人に何か伝えるときはまず要点を整理して、ぶっちゃけ、その要点さえ伝わればいいと思う会話をしている。
あー、なんだかずいぶん、機械的だねぇ。
と言うか、情報と言うものは「他者(>GM)から与えられるものではなく、自分で得るもの」と思うのだ。
推理小説で探偵が情報を導くのは格好いいけど、探偵に情報を聞きまくる助手はどうしてもコミカルに見える……そんな感じか。違う気がしないでもないけど、まぁいいや。
もともと、情報系の勉強や仕事をしていたこともあって情報は自分で拾いに行く、と言う感覚が強い。誰かに教えられるのを待っているのは、違うと思うのだ。
だから、結局
「まぁ、ぶっちゃけ、この情報は○○なんだよ」とか「この《完全偽装》*4は○○って使われているんだ」
とかは実は萎えるのだ。ええ。そりゃもう。
ここら辺は
「なるほど。こういうことなんだ。やるなぁ、GM」とにやりとする方が好き。
ま、人それぞれだと思うけどもね。
とは言っても、
RL:「……では、ここで《完全偽装》が」
私:「なるほどっ! つまり、その《完全偽装》は××ですねっ!」
RL:[……いや、違うけど」
と思考が明後日の方向に爆走してしまうことがないでもないですけどもさっ。
現実世界で何かを行う時、それに対する情報収集ってのが重要なのはまぁ、誰にでも明白だと思う。でも、TRPGの情報収集と現実世界での情報収集が絶対的に違う点が一つある。
それは、その情報が正解かってことが分かるってことだと思うのだ。
GMと言う神様が答えを知っている。……ま、教えてくれる否は別問題だけども*5。こういう“絶対的な”正解を知っている存在は、現実世界にはいない。
まぁ、だから人は迷ったり悩んだりするわけなんだろうけども。
って言うかね、本音を言えば情報収集ロールって無くてもいい物だと思うの*6。
PLにそれだけの推理力があれば、シナリオ中で与えられた情報だけでゲームは出来るはず。それが当たっているか否かは別問題。情報が間違っていてシナリオが明後日の方向に飛んでいくのも別問題。
……いや、別に私は「ゲームを崩して楽しむ」ってことを言っているワケじゃないですよ。
情報をさりげなく流せる(もしくは、情報収集ロールと言う行間を作る必要がないシナリオを作る)そんな上手いGMになりたいものです。……良い方法、ないかなぁ。
でも、情報収集は基本的に、
「分からないところはGMにちゃんと確認しよう」
で終わる気がするです。
*1:ま(以下略)だったらチラシの裏に書くさ。いや、別にブログ全般を馬鹿にしているわけではないけど、マ(以下略)だとは思ってるからいいさ
*2:だから、情報開示が下手なのは良くないと思っているよ。そっちに問題があるのは分かっていますから! それを責める意見は意味無いと思うのねっ。
*3:はい、色々あったことは目をつぶる
*4:いかなる事柄でもいかなる風に偽装する神業。場合によっては“死んだことを嘘にして”死人を生き返らしたりもする。……いや、そう言う使い方をした人、いるんだよ。
*5:いや、現実世界でもそう言うなんか凄い存在に答えを教えて貰っている人がいないわけでもないけど(笑)
*6:副次的な意味がある場合は別