中途半端な英雄
一応、その作中で誰もが憧れる英雄的な英雄。仮に絶対英雄と付けるならば、自分はそう言う存在よりも「中途半端な英雄」というのを好む傾向にある。
誰かの為『英雄』になろうとし、その思いに縛られた妄執の徒とか。
『英雄』であることに縛られ、そしてそれ以外のことが出来ない狂信者とか*1。
ちょっと嫌なところでは『英雄』であることを他者に強要する群衆とか。
英雄という物は、そう言う中途半端な側面があって。
そして、僕は大好物だったりする。
完全無欠の人間よりも何処か欠点のある人間の方が好みだ、と言う感情からかも知れないなぁ。
いや、以前N◎VAでそう言う『英雄にまつわる話』と言うのをやろうとして挫折したことがあったので(苦笑)。
シナリオは手元にあるので、いつかリメイクしたいと思う。
英雄。吸血鬼。闇。そして愛憎。
TRPGを通して語りたいことはまだまだあるのだ。
だから、僕はずっとTRPGを、GMを続けると思う。
*1:英雄的でない行動は取ることが出来ない。取ってはダメだと自分を律してしまう故に。……何処かの聖剣の王様とか