3.思い入れのあるTRPG5タイトル
とりあえず、入手順に。
- 作者: 水野良とグループSNE
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 1994/05/10
- メディア: 単行本
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初めて買ったTRPGシステム……の、続編。初めて買ったのは*1クリスタニア・コンパニオンだけど、10レベルまでサポートしているこちらを。
そして、ずっとGMでした。……○| ̄|_。
このころは中学生だったんだなぁ、と言うか、
発売日が10年前と言うところに頭が下がる思いです。
ところでクリスタニアコンパニオンはページをめくるとマリスさんのビーストフォームのシーンで、クリスタニアという世界をよく示しているのですが……中学生の僕には刺激が強すぎました。必ずすっ飛ばしていたもんなぁ。
英雄という存在が好きになったのも、この頃。
英雄を目指すゲームだからね。
ガープス・妖魔夜行―妖怪アクションRPG (角川スニーカー・G文庫)
- 作者: 山本弘,友野詳,グループSNE
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1994/01
- メディア: 文庫
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あえて百鬼夜翔ではなく。
10代の後半は妖魔夜行とともにありました。
別府市の温泉街を基点とする妖怪ネットワーク:大衆食堂《扇屋》。その美人女将『野山三鶴*2』とそのメンバーが繰り広げるどたばた劇。でも気を抜くと世界が滅ぶぞ。でも大げさな背景ながら、スケールは別府だぞ!
と言う奇妙なもの。ちなみにリプレイ→TRPG→小説の順と不思議な道をたどった*3。
10代も末になると、このシステムを改良して『GURPS ブギーポップ』が始まって行くと言うある意味、自分がシステムを改良したり新しく設定を作ったりとの道を示してくれた作品。
あと、もしかしたら関東に出るきっかけになったのもこの作品のおかげかも。
あ、忘れていた。
妖魔夜行を知るまで、ホラー関係は苦手でしたが、逆に大好きになりました。都市伝説とかもう、大好きです。人間、180度変わったかの様に。
特命転攻生―Secret Students in the Academic Armageddon (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: 坂東真紅郎,エルスウェア,柳川房彦,新城カズマ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2001/08
- メディア: 単行本
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東京に出てきて初めてやったゲームは旧ビーストバインドで、その次は女神転生TRPGでしたが、一番最初にはまったのは特命転攻生でした。
板マスや百木さん、そんちょさんに邂逅するきっかけとなった一冊。
システム的には偏りがあるし*4、遊びやすいシステムではあるものの、サンプルキャラと特化したキャラの差がかなりあるあたり、良いシステムでは無いかも知れない。
だが。
システム、世界観は熱い!
そりゃもう、忘れてしまった青春時代を思い返すぐらいに熱い!
公然と学園物をするためのシステムだし!
もう、NPCと甘酸っぱい恋をしたりPC間でストロベったりやりたい放題ですよ!!
で、私のお気に入りは国際専守防衛学園。
他の学校と違い、地味なのがいい! 縁の下の力持ちなのがいい! 何より、他の学校に殺意を覚える生徒が普通にいるのがいい!(笑)*5
……リメイクしませんか、エルスウェア様?
- 作者: 矢野俊策,F.E.A.R.
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2003/02
- メディア: 単行本
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実は憧れだった、綺麗な従姉を。
その従姉は夜道に立ち、闇にうごめく“何か”を見据え、こう呟く。
『吸血鬼の――爪』
一瞬のひらめき。白く、ではなく赤。真紅。
彼女の手首からこぼれた血液が凝固し、まるで刃物の様に伸びているのだ。
そして、彼女が冷たい瞳と、冷たい笑みをこぼした時。
その“何か”はその血刀で。
一刀両断にされていた。
と言う、学生時代に吸血鬼にはまっていた時、「あー、いいなぁ」と思っていたシチュエーションがあったわけさ*6。
まさか、それが本当に出来るゲームがあるとはΣ( ̄□ ̄;;)*7。
と言うのが取っかかりだったわけだけど、しばらく遊んで、そしてGMをして気付く。
ああ、日常を遊ぶゲームなんだ。悲しい超人をするゲームなんだ。
それに気付いた時、涙がこぼれそうだった。
げらげらと笑うおもしろさじゃない。強大な敵を倒す爽快感でもない。
切ないのだ。
切なさが楽しいのだ。
DXはかなり好きになったゲーム。FEARさんの中では一、二を争うくらいだと思っている。不満点がないわけではないけど。
と言うわけで、矢野先生のことは妬いている。キィーーー(笑)。
トーキョーNOVA The Detonation (ログイン・テーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: 鈴吹太郎,ファーイーストアミューズメントリサーチ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2003/09/01
- メディア: 単行本
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「ニューロエイジに何を望む!」
「アルドラ様に噛まれたい! 俺は人間をやめるぞぉぉぉ」
でも、一年で死ぬのは嫌なので、馬車馬の様に働きます(笑)。
……でも、最近、変な人と会うのはN◎VAなんだよなぁ……○| ̄|_。
*1:しかし、初めてのTRPG体験はフォーチュンクエストTRPGだったと言う。しかも初めてのTRPGで初GM
*2:正体は山の神様。1000CP。別府の山は女神だという民話があるのです
*3:小説があるのを知らなかった。リプレイ内で『でも、小説版では流が大学を行く描写が云々』と言うのがあったのに!
*4:特にダイスロール。ダイスを沢山触れる方が有利だけど、特技ではなくて技能なあたり、簡単に差が出てちょっと……という感じ
*5:赤本参照。かなりお気に入り。
*6:吸血鬼=血液信仰から、自身の血液を自在に操ることが出来るという、多分ヴァンパイアセイヴァーあたりから引っ張ってきたイメージがあった
*7:ブラム=ストーカーは大好きです。はい。
*8:蛇足を言えば、『N◎VAの為に生きている』と言う時期があったり(笑)